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1-1-3.足し算

正負の数の足し算のことを、数学では「加法(かほう)」と言います。難しく考えず、数直線の上を右や左に移動するゲームだとイメージしてみましょう! ルールは大きく分けて2つだけです。

用語:加法と和

加法 (かほう): 足し算のこと。
和 (わ): 加法の結果(答え)のこと。

ルール1:同じ符号どうしの足し算

プラスどうし、マイナスどうしなど、同じ仲間どうしの足し算です。これは簡単! 仲間なので、そのままパワーアップします。

【計算方法】
2つの数の共通の符号をつけ、数字の部分を足し算する。

例:東に3歩進み(+3)、さらに東に2歩進む(+2)と、東に5歩(+5)進んだことになる。

$$(+3) + (+2) = +(3+2) = +5$$

例:西に3歩進み(-3)、さらに西に2歩進む(-2)と、西に5歩(-5)進んだことになる。

$$(-3) + (-2) = -(3+2) = -5$$

ルール2:違う符号どうしの足し算

プラスとマイナスなど、違うチームどうしの足し算です。これは、プラス軍とマイナス軍の「綱引き」や「陣取り合戦」をイメージしてください!

【計算方法】
数字の部分(絶対値)の大きい方から小さい方を引き算し、大きい方の数字の符号をつける。

例:プラス軍が5人(+5)、マイナス軍が2人(-2)で戦うと、プラス軍が3人分勝ちますね。

$$(+5) + (-2) = +(5-2) = +3$$

例:プラス軍が2人(+2)、マイナス軍が5人(-5)で戦うと、今度はマイナス軍が3人分勝ちます。

$$(+2) + (-5) = -(5-2) = -3$$

この2つのルールさえマスターすれば、正負の数の加法は完璧です!


理解度チェック

この小単元の内容が理解できたか、テストで確認しましょう。

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